弥勒シリーズを読む

私のお気に入り

こんにちは マルコです(●'◡'●)

秋の夜長は読書の時間。

老眼の進行により、すっかり読書量が減ってしまいました。

でも、このシリーズはやっぱり読み始めたら止まらなかった。

シリーズ第10巻目となる「花下に舞う」、読み終わるのが残念なほどずっと浸っていたいと思わせる、さすがの一冊!

弥勒シリーズ

心に虚空を抱える同心・木暮信次郎、深い闇を抱える商人・遠野屋清之介、岡っ引きの伊佐治。

江戸の街を舞台に起こる、奇怪な事件を追いかけ、謎を解く あさのあつこさんの人気時代小説弥勒シリーズの最新刊。

現在10巻刊行。

この小説は独特の世界観がある。

どなたかが紹介した記事にありましたが、舞台が江戸時代というところわかるが年号や時期をはっきりさせていない。

確かに、どの巻でも将軍の名前や明確に何か時期か想定される設定は出てこない。

だけど、想像するにおそらく江戸時代初期や後期ではなく、比較的世の中が安定して町人達が躍動していた時代設定なのじゃないかな。

現在なら刑事シリーズ、謎解き、プロファイル、事件を紐解いていくといったもの。

ただし、舞台が江戸時代なので科捜研はないし、スマホもない。

だからこそ、伊佐治親分が手下を使い、江戸の街を駆け回って集めた情報には価値がある。

小説全体にあるテーマは闇、夜の闇、世間の闇、心の闇

シリーズなので第1巻『弥勒の月』から読んでいただくのがやはりオススメ。

カバーイラストもとっても素敵なんですよ!

謹呈「弥勒シリーズ」最新刊『花下に舞う』(あさのあつこ著/2021年3月31日・光文社刊)|かんじい
ぞくり、とさせるのは信次郎なのか?著者なのか?それとも、われらひとなのか? いっきに読み終えた。 もう一度、浚うように読み返した。 ぞくり、と来る。  あれっ、下手人はこいつか、と謎解きのとば口を捕まえたと思ったら、  そいつはするっと見事に消えてなくなる。 今度こそ、と思ってもいつの間にか四周を高壁に囲...

上記、かんじいさんのブログには、

あさのさんは、シリーズとなる前の第一巻『弥勒の月』を書き終えて、「自らが造形した信次郎と清之介のことがよく解らなくなった」とコメントを載せている。

あー そうなのか!

この第一巻『弥勒の月』を読み終えた時には、現在の形でシリーズ化される気配はなかった。

登場人物が動き出したんだなぁ

彼らが、作家あさのあつこさんを動かしている!

マンガでも、ドラマでも、小説でも、登場人物が自ら動きだしているものは、面白くて魅力的な作品であること間違いなし!

時代モノは人気

時代小説というと 鬼平犯科帳とか居眠り磐音などなどドラマ化された有名作品が多数。

そもそも、時代劇そのものがとても人気ですよね。

水戸黄門、大岡越前、暴れん坊将軍、鬼平犯科帳などなど

中学生の頃 私は必殺仕事人シリーズをよく見ていました。

大好きだったなーあの番組

お隣韓国でも、チャングム、イ・サン、ホジュンなどなど日本でも人気だった歴史ドラマがたくさんあります。

海の向こうのイギリスでは、英国貴族の生活が舞台のダウントンアビーがとても人気でした。

これはアメリカ、日本でも人気が出てましたね。

このドラマで英国貴族って食事のたびに着替えるんだって知りました。

マンガ キングダムは中華統一を目指す始皇帝の話。これもおもしろい!

そもそも舞台が現代じゃないから、想像力を働かせられるから面白いという部分もあるのかな。

時代小説作家 私のお気に入りは あさのあつこ、宮部みゆき、柴田よしき どれを選んでも外れなし!(^^ゞ

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