アロマテラピー基本①

アロマテラピー

こんにちは マルコです(●'◡'●)

私 アロマセラピストの資格を持っています。 

このブログでも、アロマテラピーについてお勧めの精油や簡単な使い方を紹介したいと考えています。

先日、お勧め精油の記事を投稿した後に やはりアロマテラピーについての基本はお伝えてしなくてはいけないなと思い「アロマテラピー基本①」をテーマに投稿することにしました。

基本②、③があるかもしれないので とりあえず①でいきたいと思います。

精油の基礎

精油=エッセンシャルオイルは 芳香植物から香りの成分を取り出して集めたものです。

芳香成分を多く持っていない植物からは その成分を集めることが難しいため すべての植物の精油を商品化することはできません。

ローズやジャスミンなど、芳香成分を抽出するためにたくさんの花部が必要となる精油は、貴重品となるので値段が高くなります。

精油の値段にバラつきがあるのは、もとになる植物の必要量、希少性、抽出過程の手間などが関係してきます。

植物の生育環境なども大切なので、環境維持のためにコストがかかれば、その金額も最終的に精油の価格に反映されます。

このことを知っていると あまり安い精油は品質的に信用できないのではないか?という判断の目安になります。

必ずしも高ければいいというわけではありませんが、どこで精油を購入するか、どの精油を選ぶか迷った時には、品質を保つためにはコストがかかるということを考えてみることをお勧めします。

メーカーによって同じ名前の精油でも香りが異なります。

これは植物の生育環境が異なることによって含まれる成分も変わってくるため、精油となった時に香りに違いが現れます。

色々なメーカーの精油を試して、自分のお気に入りを探すのも面白いですよ。

精油のトリセツ

お気に入りの精油を購入したら保管方法にも注意が必要です。

  1. 直射日光のあたる場所に置かない(成分変化が起こる可能性有)
  2. 風通しの良い冷暗所に保管する(冷蔵庫は× 成分変化が起こる可能性有)
  3. 色のついた遮光性のあるビンで立てて保管する(プラスチック類は溶ける)
  4. 使用後はフタをしっかり閉める(香りの揮発を防ぐ)
  5. 火のそばに置かない(油なので引火性がある)
  6. 子どもの手の届かない場所に保管する(誤飲防止)
  7. 消費期限内になるべく早く使い切るようにする(成分が劣化してきます)

精油は有効成分を高濃度に含んでいるため、取り扱いには十分気をつけてください。

また、精油を使用する時には原液での使用はせず、必ず希釈溶液(エタノール、植物油、ジェルなど)を用いて希釈してから使用してください。

精油は油分なので水には溶けません

高濃度の精油が直接肌につくとトラブルの原因になりますのでご注意下さい。

精油濃度の計算方法

ルームスプレーやトリートメントオイルなどを手造りをするときに、精油をどのくらい(何滴)加えればいいのか?

濃度計算の基本

精油は1滴を0.05mlとして計算します。

1.精油濃度10%未満で使用する場合 

例:全量10ml, 精油濃度5%にしたいとき 精油は何滴必要?

計算 ①→②の順で計算します

① 10ml×5%=0.5ml・・・精油の量

② 0.5ml ÷0.05ml=10 ・・・精油の滴数

10mlの希釈溶液(エタノールや植物油など)に精油10滴を加えることで5%濃度の出来上がりになります。

2.精油濃度10%以上の場合

例: 全量10ml, 精油濃度20%にしたいとき 精油は何滴必要?

計算 ①→②→③の順で計算します

① 10ml×20%=2ml・・・精油の量

② 2ml ÷0.05ml=40 ・・・精油の滴数

10ml-2ml=8ml・・・希釈溶液の量

溶液と精油を足して、全量を10mlとなるように計算します。

8mlの希釈溶液に精油40滴を加えて20%濃度として使用します。

精油濃度10%以上で使用する場合は、精油の量が多くなってくるので 「2.精油濃度10%以上の場合」のように希釈溶液から精油の分を減らして精油を加えます。

精油1滴が0.05mlということを覚えておけば 精油を使用する時の濃度計算は難しいものではありません。

まとめ

アロマセラピーについてはたくさんの本やブログなどがあります。

すごく詳しく精油解説をしているサイトもあるので参考になります。

個人で素敵なサロンを経営されている方も多いので、初めは緊張するかもしれませんがアロマトリートメントをぜひ一度体験してみて下さい。

好きな香りに包まれて、身をゆだねるひとときは夢の中にいるような気持ちになれますよ(^^ゞ

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